学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書) 新書 感想・口コミ
学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書) 新書
最近、流行っていますよね(ちょっと表現が変ですが)。
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本書は歯切れのよい原書のリズムをいかしつつ、文語を口語に移した現代語訳です。
学問のすすめといえば、「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」という、有名な一節がありますが、このような平等観を説いたものではなく、
本当は「同じ人なのに、仕事や身分に違いが出るのは、その生まれつきにあるのでなくて、学問に励んだのか、学問に励まなかったのかにある」と喝破します。
つまり、「学問のすすめ」なのですね。
この一節を読むだけでも、購入する価値があります。