宮木 あや子氏(著) 憧憬☆カトマンズ Kindle版 感想・口コミ
今日は、面白かった本をご紹介します。
「宮木 あや子氏(著) 憧憬☆カトマンズ Kindle版」です。
テレビドラマでも話題となりました、「校閲ガール」の作者ですね。
Amazonの本の紹介文には、
「外資系ITサポートセンターで働く29歳の派遣OL・後藤。
ユーラシア大学時代からの親友・中尾と、飲み屋で本音トークを繰り広げる日々。
自分探しなんてまっぴら、腹立つことや悔しいこともいっぱいあるけど、
私は私で、きちんと生きてる!
全ワーキングガール必読、仕事に恋に悩む、アラサー女子の憂鬱を吹き飛ばす
ウルトラハッピーストーリー。」
とあります。
なんだか、綺麗に書いてますけど、内容は、ものすごいエグいです。
アラサー女子って、こんなにエグい感じの会話なのかとびっくりします。これは、私がおじさんダカラなのか・・・と思う部分もありますけど、ガールズトークはシゲキが強すぎます。
ただ、その部分はその部分として、登場する人の、会話の中や生活などの描写が、ありえない感じがしつつも、妙にリアルであり、そのリアルさが妙にオシャレに感じてしまう部分があります。
それから、文章のテンポが非常に良く、読み始めると一気に本の世界に没入できます。
途中からは、文章の流れ、物語の流れ、登場人物の会話のテンポ、辛味の効いたガールズトークにはまり、その物語の世界にはまります。
ただ、あまりに面白くて、電車などで読んでいると笑いをこらえるのが大変です。
ちなみに、読後感は、妙に清々しいです。
紹介文にある「ウルトラハッピーストーリー」とは、このことかもしれません。
非常におすすめします!